"冬の雨の日のアウター"


冬の雨の日にオススメなアウター。
冬の雨は面倒で、濡れると寒さが倍増して大変です。
防寒防雨を兼備したオシャレなアウターとは。
アプローチは2つ。
選択としてはアウターで暖かくするか、インナーで保温性を高めるか。
アウターを暖かく濡れないアイテムの代表的なアイテムとは、雨を弾く機能を持ったダウン系になります。
冬の雨に濡れても大丈夫なダウンは安心感が違いますね。
ただ一方で、寒冷地以外ではその機能がオーバースペックとなります。
ゆえにシーズンの着用回数が数える程度で、 ワードロープの占有率は高く困るケースもあったりします。
オーバースペックの機能はファッションとして魅力の一つだとは思いますが。
着用回数が少ないにはもったいないですね。

そしてもうひとつはインナーで保温性を高め、防寒防雨に備えるパターン。
アウターは雨と風をメインに対応するアイテムを選びます。
このパターンは、アウターの種類が増えるので選定が悩みどころになりますね。
インナーのコーディネートに悩む事もあるかもしれません。
ただタウンユースで考えるとこちらの選択の方が、着用期間、着用場面が格段に増えます。
寒冷地以外の方にはおススメな冬のスタイルかと思います。

前置きは長くなりましたが今回は冬の雨の日のスタイル。
今回はBarbourのモデルの中でバーレーコートを使用したコーデになります。


雨量が多く風の強い日はこのコートがピッタリです。
ひざ下までカバーしてくれる着丈なので濡れるのは足元だけ。
今日は最低気温が5度前後でしたので、
この気温前後であればインナーはデニムジャケットとロンティーで寒さ対策は充分。
仮に氷点下に近い最低気温なら、インナーにニットを入れたいところです。
オイルドコットンの素材は、見た目以上に冷気を通しません。
さらに中のインナーのチェックの裏地が保温性に一役買ってくれます。
ロングコートはそれだけで存在感があり、雰囲気を醸しだします。
ベーシックなタイドアップスタイルからカジュアルまでこなす1枚です。
着込むほどに味わいを増すアウターですね。
デメリットは保管、以前に比べだいぶオイルの量が調整され 以前よりは保管しやすくなったのではないでしょうか。

バブアーの起源は漁師のワークウェア。
発祥の地、サウス・シールズの気候は年間を通して風が強く、冬が長い。
冬は2℃〜7℃前後で極寒ではないが、1日通して寒いところなんですね。
気候風土に色濃く反映された服は、その土地で磨かれやがて完成される。
完成されたデザイン、機能は連綿と受け継がれ定番になって行くわけです。
大人のワードローブに入れて損のない1枚。

男性MODEL:身長172cm Mサイズを着用しています。