ワークブランドが提案するスウェットのセットアップ


ワークアイテムとスウェットは、共通点が多く、非常に親和性が高いアイテムです。 着やすく、イージーケアーで、着こむたびに風合いが変化していく生地感。 そして丈夫で長持ち。 ジーンズとともにアメリカを代表するカジュアルアイテムの一つですね。 生まれも育ちもアメリカ、アメリカの風土と歴史を感じさせる服です。 お互いの良さを引き出しあう関係にあるスウェットアイテムを製作しました。


【背景と拘り について】
王道のアメリカンカジュアルスタイルを踏襲しつつ、シンプルなコーディネートにこなれた印象をもたらす、そんなスウェットを目指しました。 もともとスウェットはしっかりとした作りです。 今回は、ワークアイテムを縫製するようなステッチワークを使う事により、強度面とデザイン、ともに控え目にワーク感を取り入れています。 シルエットは、定番のスウェットのフォルムに対し、リラックス感のある現代的なニュアンスを加えました。 また今回特徴であるカットオフした、ラフな袖口仕上げに、ハーフスリーブ丈。 そして生地に微加工を施したスウェットの風合い。 こなれたユーズド感が良い塩梅に出るミディアムウエイトの生地。 王道のデザインを踏襲しながら、それらのデザインが相まって、シンプルコーデにこなれた印象をもたらすスウェットに仕上がっています。


 

そして夏のルームウェアの定番、スウェットのハーフパンツ。 リラックス感があり、はき心地も抜群の部屋着としても優秀なアイテム。ですが、街着として使うにはコーディネートに一工夫が必要だったりしますね。 今回はワーク感に溢れた、ルームウエアーとしては持て余すデザインにしています。 リラックス感のあるシンプルコーデでも、程よくハーフパンツが主張してくれます。 部屋からそのまま街に出かけられる1枚に仕上がってます。


 

【コーディネート】
ハーフスリーブ丈で、初夏から初秋まで長い期間着用できるアイテムなので 季節ごとにスタイリングが変わってきますね。 でもやはり、いつの季節も王道のワークアイテムの代表格であるデニム、チノ、ベイカーパンツとのコーディネートがおすすめですし定番となります。 季節ごとのスタイリングのキーワードは、合わせるアイテムの丈の長短で変化を付けてもらえると、王道なスタイルの中にも季節感がプラスされておススメです。